在校生?卒業生の声

岩田 響生さん

2023年3月卒業
愛知県/安城東高等学校 出身

就職?進路先
日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院

「ネットワーク?フットワーク」を重視し患者さんの抱える問題の解決に役立ちたい。

急性期病院には「治療を受けたいが医療費の支払いが不安」「退院を控えているが元のようにはなっておらず、今後の治療?生活が心配」などさまざまな不安?心配を抱える方がいます。医療ソ-シャルワーカーの仕事は、その方が大切にしている生活を尊重しながら、その方が課題を解決できるように支援することです。患者さんの状況、大切にしたいことはさまざまで、支援には個別性があります。患者さんと一緒に解決の方法を考え、「オーダーメイド」の支援ができることが、この仕事の面白さだと感じています。

相談援助は面談室の中で完結すると思われることがあるかもしれませんが、必要があれば、患者さんの元を訪れ、医療ソーシャルワーカーだけでは解決できない課題に対しては他職種?他機関と連携することを大切にしています。大学時代、実習先の指導者から「ネットワーク?フットワークを大切にしなさい」という言葉を授かりました。私はこれを、地域社会ともつながり、面談室だけにとどまらずにいることが重要であると教えていただいたものと心に留めています。このような姿勢を持ち続けたいと思っています。