在校生?卒業生の声

宮田 千紘
愛知県/名古屋国際高等学校 出身
宮田 千紘さん

将来は助産師として国際救援に携わりたい!――そんな夢を抱いたのは高校時代。オーストラリアに留学したとき、国際的な医療支援活動を行っていたホストマザーに憧れを抱いたことがきっかけでした。高校では英語を、大学では看護と福祉の学び を経て助産師学校へと進み、希望していた日本赤十字社の病院に就職することができました。目標とする国際救援の要員となるには、まずは助産師としての経験を十分に積み、この職場に大きく貢献できる存在とならなければなりません。いつか紛争や災害の現場で力を発揮し、一人でも多くの人を救えるよう、実力を磨き続けます。
 助産師について学び始めたばかりの頃は、単にお産を介助する仕事であると考えていました。しかし、大学の母性看護学領域の先生に「助産師は女性の人生に寄り添う仕事」だと教えていただいたとき、そのイメージが変わりました。切迫早産などのリスクのある妊婦さんは、身体面?心理面ともに大きな負担を抱えています。「いま、私に何ができるだろう」と常に考え、大学の恩師や職場の先輩方からも多くを学び、 国内外の女性たちを支える力を身につけたいです。