在校生?卒業生の声

相村 倫
静岡県/島田高等学校 出身
相村 倫さん

入学するまでは経済学を本格的に学んだ経験がなく、当初は自分に合った専門分野を見つけられるか不安に思っていました。しかし、学部の幅広い授業を受ける中で、次第に地域金融や民法など、地域社会のしくみに関わる分野に面白さを感じるようになり、どんどん学びを深める意欲が芽生えました。卒業研究に選んだテーマは相続排除(相続の権利を剥奪する制度)。相続権を失わせる条件は知れば知るほどに複雑なものであり、民法の奥深さを味わいながら楽しく研究に取り組むことができました。本格的に将来の目標を定めたのは2年次の終わりごろ。地域に貢献できる仕事に関心があったことに加え、公務員である父の後押しもあり、自然と同じ道をめざすように。1年次から学部独自のSPI対策イベントに継続して参加していたことから、試験対策は比較的スムーズに進められたように思います。同時に、将来外国にルーツのある市民と関わる際にも必要なコミュニケーション能力を身につけようと、英語の授業にも力を入れていました。島田市への就職を決めたのは、出身高校のある地域であり、思い出深く愛着のある自治体だったから。お世話になった地域に恩返しができるように、大学で培ったさまざまなスキルを活用していければと考えています。