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高校生?大学生のつどいを開催しました
2025年7月26日(土)福祉に興味を持つ高校生と社会福祉学部の大学生がともに学び、交流を深める場として『高校生?大学生のつどい』を開催し、7名の高校生にお越しいただきました。大学生8名の他、高校の先生方や大学の教職員も参加しました。
冒頭、原田 正樹 学長より「毎年、大学生が高校生を迎えて開催してきたこの企画は、福祉を学ぶ視点を活かした貴重な取り組みです。高校生?大学生が意見を交わすことで価値観が広がり、本日も教員をめざす学生たちが学びの場となるよう準備しました。積極的に交流して有意義な時間にしてください。」と挨拶がありました。

今回は3つのグループに分かれて行われました。最初に自己紹介などで打ち解けたあと、今回のテーマである「やってみよう!ふくし ~身近な「ふくし」から考えよう~」についての2つの企画が行われました。まず大学生から「ふくし(福祉)について」がクイズ形式で、次に事例検討「あなたならどのように声をかける!?」についてのグループワークと進められました。
「ふくし(福祉)について」
福祉についての分野や職種の紹介から始まり、児童虐待相談対応件数の種別件数の推移などについてクイズ形式を取り入れて進行しました。
参加者からは「まだ福祉を学び始めたばかりで今回新しい学びを得ることができた。」「クイズ形式で興味を持ちながら参加できた。」「児童虐待で心理的虐待が最も多いことを知り、考えさせられた。」などの声が寄せられました。

「あなたならどのように声をかける!?」
事例検討として、障害を持つ高齢者の知り合いの方が、夕方に一人でパジャマ姿、室内履きで道を歩いているところに自分が会った時、どのように声をかけて対応するかについて、各グループで話し合い、考えた対応を実演するワークを行いました。
参加者からは「最初は少し難しいと思ったが、事例が実際にあるようなもので身近に感じ、考えやすかった。」「他のグループの実演も見て、色々な対応があることに気が付いた。」「高校では決まった人との交流になるので、今回大学生や教職員の方など色々な方の話が聞けてよかった。」などの感想がありました。



事例対応についての実演
講評?閉会
小林 洋司 社会福祉学部准教授より、「社会課題や福祉への関心を高めるには、日常の中でそれらと出会う機会を増やすことが重要。教員を目指す学生として、福祉の考え方や価値をわかりやすく伝え、多くの人の関心につなげていく工夫を続けて欲しい。参加された高校生、大学生とも今日の経験が今後の学びに活かされることを願っています」と述べました。
続いて、保正 友子 社会福祉学部長より「今日は色々な学びや気づきがあったと思います。これからも福祉への関心や意欲を大切に育てていただきたい。福祉マインドは成長するものであり、自ら体験する機会?仲間づくり?情熱を持って継続することが大切で、自分自身の福祉観を深めていっていただきたい」と閉会の言葉がありました。


